インドの寺院は、「観光名所」である以前に 生きた信仰空間 です。
日本の寺社よりも
- 信仰と日常の距離が近く
- 参拝者の敬意が強く求められる
ため、無意識の行動が不敬になることもあります。
なぜインドの寺院ではルールが厳しいのか?
ヒンドゥー教では寺院は、
- 神が「宿る場所」
- 日常と神聖を分ける結界
- 清浄状態でのみ入るべき空間
と考えられています。
👉 この思想は
インドの宗教タブー完全ガイド|ヒンドゥー教を中心に“やってはいけないこと”を徹底解説
の基礎にもなっています。
インドの寺院でやってはいけないNG行為
① 靴を履いたまま入る
これは 最も重大なNG です。
- 足=不浄
- 外界の穢れを持ち込む行為
入口で必ず靴を脱ぎ、指定場所に置きます。
👉 理由の深掘り:インドの寺院で靴を脱ぐ理由|宗教的清浄観を深掘り解説
② 肌の露出が多い服装で入る
男女問わず、露出は不適切です。
- ノースリーブ
- ショートパンツ
- 背中・お腹が見える服
❌ 観光地仕様の服装
⭕ 肩・膝を覆う服装
👉 色と服装の注意点は
インドで避けるべき“色のタブー”|黒・白・赤はNG?宗教と場面別に徹底解説
も参照すると安心です。
③ 神像・祭具に勝手に触る
神像は「像」ではなく 神そのもの と考えられます。
- 写真映え目的で触る
- 勝手に供物を置く
- 儀式中に近づく
これらは強い不敬行為です。
④ 許可なく写真・動画を撮る
寺院によっては 撮影完全禁止 です。
- 神像
- 儀式
- 祈る人々
❗ 特に祈っている人の撮影はNG。
👉 文化的背景は
なぜインドでは“祈りの時間”が生活リズムの中心になるのか?
で理解できます。
⑤ 不浄な状態で入る
以下の状態は「清め前」とされます。
- トイレ直後
- 入浴前
- 飲酒後
可能な限り 手・足・口を水で清めてから 入るのが理想です。
⑥ 足を神像や人に向けて座る
座る際の姿勢も重要です。
- 足裏を向けない
- だらっと座らない
- 足を投げ出さない
足は身体で最も低く、不浄とされます。
寺院でやってしまいがちな勘違い
- 「外国人だから大丈夫」→ ❌
- 「静かにしていればOK」→ ❌
- 「写真だけならOK」→ ❌
👉 行動全体のNGは
【完全保存版】インドで絶対にやってはいけないNG行為15選|宗教・食事・マナー編
と併読すると理解が一気に深まります。
まとめ|寺院では“敬意>自由”
- 寺院は観光地ではなく信仰空間
- 服装・姿勢・行動すべてが見られている
- 迷ったら「控えめ」が正解
インドの寺院では、「何をしないか」こそが最大の礼儀です。
