インドの寺院は、観光名所であると同時に、今も信仰が生きている宗教空間です。
そのため、
服装を間違えると――
- 入場を断られる
- 周囲に不快感を与える
- 無意識に不敬になる
といったことが起こります。
結論|インド寺院の服装ルールは「露出を避ける」
まず覚えておくべき原則は1つです。
肌の露出を最小限にする
派手さやブランドは関係ありません。
清浄・慎み・控えめ が最優先です。
なぜ服装が重要なのか(宗教的理由)
ヒンドゥー教では、
- 寺院=神が宿る場所
- 人間の身体=不完全
- 露出=世俗・欲望
と考えられています。
つまり、
露出の多い服は
神聖空間にふさわしくない
とされるのです。
👉 この考え方の根本は
ヒンドゥー教における「清浄」と「不浄」の考え方|生活・食事・身体観に根付く宗教思想を解説
に詳しくまとめています。
【女性編】OKな服装・NGな服装
OK
- 長ズボン
- ロングスカート
- チュニック+レギンス
- ショールで肩や胸元を覆う
NG
- ノースリーブ
- ショートパンツ
- ミニスカート
- 背中・お腹が出る服
特に注意したいのは
肩・胸元・膝 です。
👉 色の注意点は
インドで避けるべき“色のタブー”とは?宗教と文化から読み解く
も参考になります。
【男性編】OKな服装・NGな服装
OK
- 長ズボン
- 半袖シャツ
- 膝下丈の服
NG
- タンクトップ
- ショートパンツ
- 上半身裸
男性も
「暑いから」「観光だから」は
通用しません。
靴はどうする?必ず脱ぐ?
ほとんどの寺院で、
- 靴は入口で脱ぐ
- 靴下も脱ぐ場合あり
です。
👉 理由の詳細は
インドの寺院で靴を脱ぐ理由|宗教的清浄観を深掘り解説
で解説しています。
アクセサリー・持ち物の注意
- 帽子:基本NG
- サングラス:外す
- 大きなバッグ:持ち込み不可の寺院あり
写真撮影も
場所によっては禁止されます。
👉 併せて読むと安心:
インドで写真撮影がNGになる理由|寺院・人・儀礼の境界線(準備中)
観光客がやりがちな失敗例
- 「有名寺院だから観光服でOK」と思う
- 南インドの厳格さを甘く見る
- 入り口で注意されてから慌てる
👉 他のNG行為は
【完全保存版】インドで絶対にやってはいけないNG行為15選
にまとめています。
服装を間違えた場合の対処法
多くの寺院では、
- ショールの貸し出し
- 腰布のレンタル
が用意されています。
ただし、
すべての寺院にあるわけではない
ため、最初から準備するのが安心です。
まとめ|インド寺院では「控えめ」が最強
- 肌を隠す
- 色は落ち着いたもの
- 靴は脱ぐ
- 神聖空間である意識を持つ
これだけで、ほとんどの寺院は問題なく参拝できます。
服装はマナーであると同時に、その文化への敬意の表現 です。
