「タイ料理って、なんとなくヘルシーな気がする」
そんなイメージを持っている人は多い。
油が少なそう、野菜が多そう、ハーブが効いていそう。
では本当に タイ の料理は、健康的な食事と言えるのだろうか。
結論から言えば、ヘルシーな要素は多いが、万能ではない。
タイ料理がヘルシーと言われる理由
野菜とハーブの使用量が多い
タイ料理では、主菜であっても野菜やハーブが必ずと言っていいほど添えられる。
- 葉物野菜
- 香草
- 生野菜
これらが、食事全体のバランスを整えている。
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油に頼らない調理が多い
揚げ物もあるが、蒸す・煮る・炒めるなど、油を控えた調理法が中心だ。
特に屋台料理では、重くなりすぎないことが重視される。
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味を「香りと酸味」で作っている
コクを油で足すのではなく、
- 香り
- 酸味
- 辛味
で満足感を作る。
そのため、摂取カロリーが必要以上に増えにくい。
ヘルシーに感じる“構造的理由”
主食が重すぎない
タイの主食は米だが、一皿に盛られる量は過剰になりにくい。
料理全体でバランスを取る設計になっている。
シェア前提で食べる
一人で一皿を完食するより、複数の料理を少しずつ分け合う。
この食べ方は、食べ過ぎを防ぎやすい。
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ただし「ヘルシーとは限らない」点もある
砂糖の使用量は意外と多い
タイ料理では、砂糖は普通に使われる。
甘辛い味付けは美味しいが、摂りすぎると当然カロリーは上がる。
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揚げ物・ココナッツミルクも多い
料理によっては、
- 揚げ物
- ココナッツミルク
- 脂質の高いペースト
が多用される。
「タイ料理=全部ヘルシー」
と考えるのは危険だ。
ヘルシーに食べるコツ
野菜とハーブを減らさない
苦手でも、できるだけ野菜と香草は一緒に食べる。
これだけで、食後の重さはかなり変わる。
味を足しすぎない
卓上調味料は便利だが、砂糖やナンプラーの足しすぎには注意。
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なぜヘルシーと言われるのか(まとめ)
タイ料理がヘルシーと言われる理由は、
- 野菜とハーブが多い
- 油に頼らない調理が多い
- 香りと酸味で満足感を作る
- シェア前提で食べる文化
といった要素によるものだ。
一方で、
- 砂糖
- 揚げ物
- ココナッツミルク
には注意が必要。
タイ料理は、選び方と食べ方次第で、非常にバランスの良い食事になる。
